とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

 

今回は、比較的真面目な話。

 

m3comという医師がみる総合医療サイトで、

「臨床医学論文、日本は30位以下」と題して、

 

京大の福原俊一教授が

日本の臨床医学コア・クリニカルジャーナル120誌の合計論文採択数で、

日本は30位以下に低迷しており、

「わが国の医学アカデミアは、岐路に立たされている」

と警鐘を鳴らした。

という記事が掲載されていた。

 

この記事で、

1995年から2012年までに中心となるメジャー雑誌に

掲載された日本人の論文数のグラフは?????

 

続きを読む >>


2018/02/02 (金) 21:21 | 日々雑感
- | comments(0)

 

それは、小学校4年生の夏休み前のある暑い日。

丁度、この頃は父の仕事の関係で広島にいた超悪ガキだった時代。

 

有馬猛 tiffaart @チーム薩摩 から転用

 

悪ガキ仲間の友人A曰く

 

たまには隣町までカブト採りにいくけん、

一緒に来いやー

 

ということで、彼の自転車で二人乗りでイソイソと

隣の漁師町にあるクヌギ林まで、カブトを探しに行った。

 

この辺、樹脂の匂いがするけんカブトがおるかもしれん。

と友人A

 

確かに数分も経たないうちに、巨大でまだら模様の超珍しいメスのカブト発見!

 

わしに任せとけ。

すぐとっちゃるけん。

 

と、その時である!!!!!

 

 

続きを読む >>


2018/01/31 (水) 20:40 | 回顧録:幼少時代
- | comments(0)

 

 

常識的に考えると、

 

欧米人の食習慣からいえば、

当然、白人の方が糖尿病になりやすいのではないか?

と思うのが普通でしょう。

 

ところが、ある論文によれば、

そうでもないらしい。

 

 

糖尿病の発症リスクには人種間格差があり、

 

コホート研究では、

 

白人に比べ

アジア人やヒスパニック、黒人で糖尿病の発症率が高い

ことが知られているそうである。

 

※コホート研究とは、

ある集団と、別の集団の病気などの発症率を前向きに観察して、

統計学的な違いを見出す研究

 

さらにーーーーー

続きを読む >>


2018/01/30 (火) 20:34 | 医療情報
- | comments(0)

”認知症の予防には、何かよい方法がありますか? ”

とは、時々患者さんに聞かれることがある。

 

そんなときに、

  • バランスのよい食事を心がける、
  • 適度な有酸素運動のためにウオーキング、
  • 新しいことに挑戦する、

などなどで、多少は予防出来るかもと答えてきました。

 

 

確かに、今までの論文では、

”歩行スピードの早い老人は認知症にはなりにくい”

といった証拠が示されてきた。

 

しかし、

 

「認知機能の低下やアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)

の予防に役立つことが証明された 薬剤やサプリメント、

脳トレーニング法は今のところ存在しない」

 

とする4件のシステマティックレビューの論文が、

米ミネソタ大学公衆衛生学部のMary Butler氏らによって、

「Annals of Internal Medicine」という雑誌に

2017年12月19日オンライン版に掲載された。

 

※ システマティックレビュー:

今までに報告された論文のなかで、 最も信頼に足るものを集めて、まとめたもので、

論文としてのピラミッドの頂点に立てる内容のもの。

これらの論文では、 過去の臨床試験のデータを分析した結果、

強いエビデンスに裏付けられた予防法はなかったとしている。

 

もう少し、詳細に述べると:

 

続きを読む >>


2018/01/29 (月) 06:00 | 医療情報
- | comments(0)

 

初めての学会発表は、

神奈川県にある某私立大学の整形外科医局に入り研修医1年目。

まだ、右も左もよく分かっていない新米医師。

 

医局に入り少し慣れてきた9月ごろ。

 

某講師Xから、

君、11月にある学会で、発表してもらいたい症例があるんだが、どうかな?
 

はあ、まだ1年目ですが。

そんな私でいいんでしょうか?

 

いや、1例報告でfresh manの君でも大丈夫!!

 

そうでしょうか?

ところで、何の症例でしょうか?

 

続きを読む >>


2018/01/28 (日) 18:07 | 回顧録:医師扁
- | comments(0)