とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

正月連休の最終日に上野の森美術館に、

ゴッホ展を見に行ってきた。

 

 

寒い中、自分も含めて多くの人が並びご苦労さんなこと。

また、美術館に入ったあとも、長蛇の列。

なかなか先に進まない。

 

このおかげで、

説明プレートがゆっくりを読むことが出来て

ゴッホがいかに大変な生涯を送ったかということは、

よく理解できた。

 

ところで、最近の論文で

受容的芸術活動(美術館、アートギャラリー、展覧会、

劇場、コンサートやオペラに行く)と死亡率が低下する

という報告があったようです。

The art of life and death: 14 year follow-up analyses of associations

between arts engagement and mortality

in the English Longitudinal Study of Ageing.

BMJ (Clinical research ed.). 2019 12 18;367;l6377

 

しかしながら、小生が思うに

ゆったりと美術品を観覧するというよりも、

忍耐強く並んで芸術鑑賞することが体にいいのかな?

と思った次第。

立ち時間も長く腰もいたくなるし、

どうなんでしょうか?

 



2020/01/10 (金) 19:39 | 日々雑感
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Duke大のRasmussenらの研究によると、

ニュージーランド在住の住民1000人を対象にして、

45歳時の歩行速度が遅いと、

身体機能と脳機能の老化が早い結果が

示され、歩行速度が速い人の方が顔も

若く見えるとのこと。

(Rasmussen LJH,  et al. Association of neurocognitive and

physical function with gait speed in midlife.

JAMA Netw Open. 2019;2(10):e1913123.)

 

ということで、

”中年期から頑張って早く歩く運動が

若く見える安上がりなアンチエイジング”

かもしれない。

 

https://www.mentalfloss.com/article/68568/humans-adapt-their-gait-walk-laziest-way-possibleから

 



2020/01/03 (金) 17:14 | 医療情報
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一晩に9時間以上寝たり、

90分以上の昼寝をしたりする習慣のある人は、

脳卒中を起こしやすい可能性があることが、

華中科技大学(中国)産業医学教授の

Xiaomin Zhang氏らの研究から示された。

 

夜間の睡眠時間と昼寝の時間がどちらも長い人は、

特に脳卒中の発症リスクが高い

ことが分かったという。

 

中国の成人男女3万1,750人

(平均年齢61.7歳)のデータを収集。

平均で6年間追跡し、

夜間の睡眠時間および昼寝の時間、

睡眠の質、

睡眠時間の変化

と脳卒中リスクとの関連について調べた。

 

追跡期間中に、1,500人以上が脳卒中を発症。

 

分析の結果、

高血圧や糖尿病、喫煙習慣などの脳卒中のリスク因子を考慮しても、

一晩の睡眠時間が7時間以上8時間未満だった人に比べて、

9時間以上だった人では脳卒中リスクは23%高い

ことが分かった。

 

一方、睡眠時間が6時間未満と短くても、

脳卒中リスクへの影響はみられなかった。

 

また、

昼寝の時間が30分以内だった人と比べて、

90分を超えていた人では脳卒中リスクは25%高かったほか、

 

睡眠の質が高い人と比べて、睡眠障害のある人では

そのリスクは29%高いことも示された。

 

さらに、一晩の睡眠時間が9時間以上と長く、

かつ昼寝の時間も90分を超えていた人では、

脳卒中リスクは85%と最も高いことも明らかになった。

 

「Neurology」12月11日オンライン版 から

 

ということで、

睡眠時間が短くても

質の高い睡眠が体にいいらしい。

 



2019/12/29 (日) 23:17 | 医療情報
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さて、今日はクリスマスイブ。

皆さんはどうお過ごしだろうか?

 

 

若い頃は、なんとなくソワソワして、

学生時代は友人たちと集まってワイワイ

楽しんだものであるし、

子供たちが小さい頃はプレゼントを買いに

トイザらスなどに行ったものである。

 

しかし、年齢を重ねるうちに

イブとはいえ特に特別なことをするでもなし、

期待するでもなしという感じでしょうか。

 

以前は、この時期になると

山下達郎の音楽をバックにしたこのCMが

お茶の間によく流れていました。

 

 

 



2019/12/24 (火) 19:56 | -
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来年度から導入される大学入学共通テストでは

国語と数学では新たに記述式の問題を設けて

表現力や思考力を問うことにしていました。


しかし、この記述式問題について、

萩生田文部科学大臣は

「受験生が安心して受験できる体制は現時点では困難」

として来年度の導入を見送りを発表しました。
記述式はおよそ50万人の答案を公平に採点するのが難しいことや

受験生による自己採点と実際の結果が一致せず

出願先の決定に支障が出る懸念を挙げています。

 

ということだが、

全くお騒がせ文部省である。

 

我々の時代もセ試験の前身である共通1次試験

という程度が高いとは言えない試験が

導入された時期で大変な時代もあったが、

今回の入試改革もひど過ぎる。

もう少し、よく考えたらどうだ?

 

こんな訳の分からん入試をやるぐらいなら、

かつての国立大で行っていた各大学独自試験のみ

で行った方がいいのではないか?

と思う今日この頃。

 

これでいいのか日本の大学入試

https://webronza.asahi.com/science/themes/2911011100002.html から

 

 



2019/12/17 (火) 22:01 | 日々雑感
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