とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

ダークチョコレートは、

短期間の血流改善や、

気分および認知機能を改善するが、

視機能に対する影響はほとんど知られていない。

 

https://ameblo.jp/40dai-diet/entry-12123704355.html から

 

米国・University of the Incarnate Word Rosenberg School of Optometry

のJeff C. Rabin氏らは、

 

無作為化クロスオーバー単盲検試験の結果、

 

ダークチョコレートミルクチョコレートと比較し

摂取2時間後のコントラスト感度と視力を有意に改善

したことを報告した。

 

さらに詳細に述べるとーーーーーーー

 

 

注釈

 

クロスオーバー比較試験

 

治験における試験デザインの1つで、 交差試験または交互試験とも呼ばれます。

 

2群の各被験者に 被検薬と対象薬を時期を互いにずらして投与し、

それぞれの結果(反応)を集計し評価する試験方法。

 

    時期1   時期2
A群: 被検薬 → 対象薬
B群: 対象薬 → 被検薬

 

比較的症状の安定している慢性の疾患で、
傾向変動が見られず、
薬剤の効果が速やかに発現し、かつ
治療中止後は患者が基準値の状態にすぐに戻り、
薬剤の治療効果が可逆的な場合
(すなわち、不可逆的(治癒又は死亡)でない場合)
に適している試験方法です。

 

http://www.chikennavi.net/word/crossover.htm 

から引用

 

 

研究グループは、

視力ならびに大きい文字と小さい文字のコントラスト感度

に対する短期効果をダークチョコレートと

ミルクチョコレートの摂取で比較する目的で、

2017年6月25日〜8月15日に、

無作為化クロスオーバー単盲検試験を行った。

病理学的な眼疾患のない30例

(男性9例、女性21例、年齢[平均±SD]26±5歳)に、

ダークチョコレートとミルクチョコレートを別個に食べてもらい、

1.75時間後に視力

および大きい文字と小さい文字のコントラスト感度

をそれぞれ測定し、比較した。

主な結果:

・小さい文字のコントラスト感度は、

ダークチョコレート摂取後1.45±0.04、

ミルクチョコレート摂取後1.30±0.05で、

ダークチョコレート摂取後のほうが有意に高かった(p<0.001)。

・大きい文字のコントラスト感度(同上)は、

ダークチョコレート摂取後2.05±0.02、

ミルクチョコレート摂取後2.00±0.02で、

ダークチョコレート摂取後のほうがわずかに高かった(p=0.07)。

・視力も、

ダークチョコレート摂取後−0.22±0.01(約20/12)、

ミルクチョコレート摂取後−0.18±0.01(約20/15)で、

ダークチョコレート摂取後わずかに改善した(p=0.05)。

・すべての検査結果を合わせた複合スコア(logU)は、

ダークチョコレート摂取後のほうが、

ミルクチョコレート摂取後より有意な改善を示した(p<0.001)。

 

ケアネット 2018/05/29 からも内容

 

ということで、

目にはダークチョコがよいということですか。

でも、対象者の数が少なすぎますね。

食べ過ぎによる糖尿病にはご用心!!

 

 



2018/06/08 (金) 13:49 | 医療情報
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