とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

リハビリ中の患者さん、

今日は、なぜか調子悪い患者さんが多い。

 

元々の病気以外の症状:

不明熱

偽痛風性関節炎による熱発

下肢深部静脈血栓

などの併発にて、

1日中、病棟に縛られた。

 

偽痛風性手関節炎の一例

高齢者では関節周辺にピロリン酸カルシウムなる結晶が沈着して

痛みを共う発熱を生ずる。

https://blogs.yahoo.co.jp/crazy_tombo/26014513.html より転用

 

自分の受け持ち患者ばかりが妙に

調子悪いのは何故だろう?

普段の行いが悪いとは思えないけどなー------

 



2019/07/24 (水) 22:16 | 医師患者関係
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http://waucondarehabpoiketsu.blogspot.com/2017/02/rehab-for-elderly.html から

 

高齢者のリハビリは、なかなか大変である。

 

血圧などの体調管理、

食事摂取の問題、

肺炎、下肢静脈血栓症などの合併症管理、

認知症により指示が通らない、

などなど、手間暇がかかるのである。

 

今日も、立たせるだけで頻脈となり

リハビリが進まない高齢女性が入院していて、

家族もりリハビリの病棟に来てから

さらに認知症も進んだのではないか?

と病院への不信感がつのるという事例があった。

 

家族との協力も不可欠なので、

臨時に話し合いを持つべく、

患者さんのリハビリも実演させつつ

お話しさせていただいた。

 

しかし、今日はどういうわけか

患者さんの状態も最高によい状態。

薬の増量で頻脈もは治まり、覚醒も良好。

 

家族の不安感も軽減され、

家族との協力体制も改善されそうだ。

 

やはり、こちらの誠意も見せること、

良好なコミュニケーションを築くことが、

大変重要であることが再認識された。

 

よきcommunicationこそが治療効果を上げる上で大変重要!

https://www.endocrineweb.com/professional の一部から

 

明日からも、頑張ってお仕事していきましょう。

ということで、今日はこの辺で。

 

 



2019/06/19 (水) 20:51 | 医師患者関係
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私の勤める病院は、

急性期、回復期、療養病棟と3つの病棟

を併せ持つケアミックス型の病院である。

 

今日、

回復期病棟において院内で

ホテルのバフェのごとく

その場で、かき揚げのてんぷらを

揚げて患者さんに振舞っていた。

 

 

しかし、リハビリ中の患者さんなので

嚥下障害のある患者さんの中には

振舞ってもらえない方もいるのは事実である。

 

この意気な施しは年内に2回ほどあるそうである。

 

病棟内にてんぷらの香ばしい匂いが漂って

思わず食欲がそそられる。

 

ちなみに、今日のお昼メニューは、

かき揚げのてんぷらとお刺身と、

豪華であった。

私も、たまたま週1回の検食日だったので、

おいしくいただきました。

 

患者さんの明日からのリハビリへの

モチベーションupが高まることを

期待してやまない。

 



2019/05/21 (火) 19:32 | 医師患者関係
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今日は久しぶりの連休明けの外来。

木曜日で連休明けから数日経っていましたが、

開業医さんが休みでもあり、

初診の患者さんも多くて疲れました。

 

最近、思うことは

患者さんの話をよく聞くこと、

つまりは問診が大事。

 

相手の顔や表情をよく見て

感情の動きを探ることが

とても重要なんでしょう。

 

患者さん一人一人が、

外来診察に満足して帰院していただくことが

我々ドクターにとっても

心地よいということでしょうか。

 

DOCTOR-PATIENT RELATIONSHIP

https://www.medgag.com/doctor-patient-relationship/

 

そのように思いつつ外来をやっていると

イライラもせずに時間は

自然と過ぎてゆくものです。

 



2019/05/09 (木) 21:50 | 医師患者関係
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ここ数年、医療に携わっていて

つくづく感じることは、

とにかく高齢者が増えたということ。

 

私が研修医から大学病院にいた頃とは

患者の年齢層が特に変化した。

 

整形外科病棟では、高齢者の股関節骨折も

数人いる程度であったが、

最近はどこの病院でも毎日

股関節周囲の骨折手術ばかりだろう。

 

そういうことで、

このような高齢者は

いくつもの病気を抱えているため、

多くの薬も服用しているのが現実である。

 

これらの薬を分類整理するのも

一苦労である。

 

かつての医師たちは、ある部分だけ

つまり、

整形なら運動器のみ、

循環器科なら心臓のみ、

といった具合に

専門分野のみに集中して、

他の分野は餅屋は餅屋という感じで、

他の科にお任せという医療でした。

 

もちろん、

各専門領域で奥が深いので、

この概念は必要不可欠である。

 

しかしながらーーー

 

最近は、

患者さん個人を一つの生命体として、

臓器全体の把握に加え精神状態も捉えなくては

ならないことを痛感する。

 

まさに、慈恵医大の先人たちが唱える

「病気を診ずして病人を診よ」という

理念が身に染みる今日この頃である。

 

 

 

東京慈恵医大HPから

http://www.jikei.ac.jp/boshuu/kensyuu/topics_01.html

 



2019/03/28 (木) 06:00 | 医師患者関係
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