とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

今日は、1日中 雨が降って気がめいります。

こういう日には忍耐のいる作業についての内容もいいでしょう。

 

 

ということで、今日は英論文投稿の苦労話。

 

大学にいた頃は随分と頑張って書いたものです。

 

なんとか書き上げた原稿を、まずはnative speakerのcheckに出して

下記か直して校正して、論文内容が受け入れやすい雑誌の中でも

最も権威ある英文雑誌に投稿する運びとなる。

 

権威ある雑誌の基準はIF(インパクト ファクター)と言って、

その雑誌の論文が他の論文にどれぐらい引用されているか?

によってランクづけされた指標で、毎年更新される。

 

2018年度におけるIF御三家のIFは、

Nature: 41.578

Science: 41.059 

Cell: 31.399 

という感じである。

 

まずは、IF 1を超えれば合格点なのである。

偏差値でいえば55は超えるというところか?

 

しかし、

IF 1以上の雑誌にもなかなかacceptされないのである。

 

最初は米国や英国の雑誌から

投稿スタートとなることがほとんどであるが、

うまくいかない場合はどんどんランクを下げていって、

最高で5つ目の雑誌に足かけ2年から3年かけて

やっとacceptと相成ったわけである。

この間に、他の論文も同時進行しているわけで、

まさに自転車操業状態なのである。

 

今でこそ、ソフトで引用文献の順序を

出てきた順、ABC順に変えることは簡単になったが、

当時は、雑誌によって引用文献の順序、形式まで変えないと

いけなくて大変な作業でした。

 

ということで、

英語論文の投稿でなかなかacceptされずに、

落ち込む若い先生方も数多くいること

と思いますが、めげずに、気持ちを入れ替えて、

次、次と頑張って投稿し続けましょう。

 

 

とういうことで、今日はこの辺で。

 

 



2019/06/15 (土) 17:02 | 回顧録:医師扁
- | comments(0)

昨日も整形総会に行ってきました。

 

まずは、第一会場にて

元宇宙飛行士の毛利衛氏の講演。

宇宙における細胞培養から始まり

壮大な彼の哲学に関する話まで

興味深い講演でした。

 

右が毛利氏

 

この整形総会などでの特別講演は

毎年有名人が来ます。

黒柳徹子や

日本代表のサッカー元監督の岡ちゃん

などなど有意義なお話が聞けます。

 

他にも、

ミャンマーとの医療協力に貢献してきた

某大学の教授は熱心のあまり、

ミャンマーから来た看護師さんと

ゴールインしてしまうお話など

なかなか有意義な学会でした。

 

しかし、参加費が事前登録でも

2.1万円とは高すぎです。

 

帰りがけに、

みなとみらいの夜景をパチリ。

 

 



2019/05/12 (日) 19:58 | 回顧録:医師扁
- | comments(0)

今日は久しぶりに、整形外科の総会に

横浜のみなとみらいに行ってきました。

 

 

専門医の単位取りで会場間の移動も

大変でしたが(歩数計で8千歩)、

学生時代の同級生や医局の後輩とも

話す機会もあり有意義でした。

 

天気もよくて心地よい1日でした。

 

会場からみたベイブリッジ

 

相変わらず広い展示会場

 

ランチョンセミナーでのお弁当

 

最近は、なんだか本ブログの内容がダイアリー状態に

なってきました。

 



2019/05/10 (金) 20:23 | 回顧録:医師扁
- | comments(0)

私が医師になったばかりの頃、

バブル全盛期の時代、

様々なファミレスが各地に林立していました。

 

”Yesterday”なるちょっと洒落たファミレスが

私の脳裏に残っています。

 

料理の内容はアメリカン。

値段が高い割には味は

それほどでもなかったかなー。

 

ただ店の中の雰囲気がよく、

何度か通いましたかねー。

 

特に、

東名高速の用賀インター周辺には、

Yesterday以外にも

洒落た店構えのDennysもあり、

Disney landの入り口付近を

思わせる感じでしたか。

 

用賀インター付近のYesterday

https://matome.naver.jp/odai/2138994504507135101?page=2 から

 

用賀インター近辺のDennys

https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131707/13113141/ から

 

一世を風靡した、

すからーく系のこのYesterdayも現在は

全店閉店され寂しいもんです。

 

まあ、よき時代の想い出の一つかもしれません。

 



2019/05/07 (火) 19:28 | 回顧録:医師扁
- | comments(0)

大学の講師になってしばらく経ち、

自分のメイン研究も一段落したので、

新たなテーマに取り組んでいた頃の話。

 

当時、ラットの大腿骨に

黄色ブドウ球菌という細菌を植えて、

骨髄炎モデルを開発していた。

 

実験内容は、平たく言うと

接種する細菌の量により、

骨髄炎の程度がどう変わるか?

というもの。

 

まあ、この実験を土台にして

感染を伴う骨折モデルに発展させようと

画策していたのだが。

 

骨髄炎に侵された大腿骨のマクロ像

 

接種する細菌の濃度により大腿骨X線像の変化

 

ところで、

感染系実験室は通常の実験室をさらに上階にあり、

なんとも寂しいareaであった。

 

また、

実験後に取り出した骨のX線を撮影するために、

下の階に移動するのだが、

エレベーターに乗るために

さらに暗いボイラー室を移動しなければならなかった。

 

このボイラー室の一画には、

動物の死体焼却場もあり

なんとも不気味な通路であった。

 

http://www.nakajima-j.sapporo-c.ed.jp/20101110_boira-shitsu.htmから

 

まさに上の写真のようなボイラー室を移動した。

 

寂しい実験室での孤独な作業であったが

苦労した基礎実験を小生が行った後に

ある後輩が引き継ぎ、無事に完遂され

りっぱな論文が完成。

 

まずは、

めでたし、めでたしであった訳ではあるが。

 

今となっては、懐かしい想い出である。

 



2019/04/16 (火) 16:49 | 回顧録:医師扁
- | comments(0)