とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

大学で講師をやっていた頃の話。

 

時々、教授から回ってくる依頼原稿。

 

https://myballito.co.za/get-backups-backups/ から

 

 

教授が処理しきれないものが回ってくるのだが、

自分が書きたいものばかりではなく、

いくつか溜まるとストレスの何者でもない。

 

自分や部下たちが研究したものを、

英文に仕上げることは

それなりに楽しんでできるのだが、

この依頼原稿という代物は

とにかく面倒であった。

 

現在は、

大学を離れて臨床のみ。

 

ある意味、

研究とは無縁になった感があるが、

依頼原稿の山を片づけるよりはましでしょうか。

 



2018/09/08 (土) 21:55 | 回顧録:医師扁
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今回は、初めての英論文執筆 2 & ERへ

からの続き

 

前回述べたように投稿論文が

Plastic and Reconstructive Surgeryの

Chief Editorから

数ヶ月後にコメント付きで戻ってきました。


以下のコメントに答えてくれれば、

掲載については再度考慮するという返事。

 

んー、どうするか?

返事を書くのも大変そうだ!

指導教官である准教授にも相談したところ、

このコメントから見て厳しいのでは?


別のジャーナルに変更した方がいいのでは?、

とのこと。


しかし、

可能性がないわけではないので、

これはトライすべきと私なりに判断。
ない知恵を絞り出して、

各コメントへの返事を丁寧に書いて再投稿。

さらに2ヶ月後に、

またもや Chief Editor から

一部統計に問題あるので、
生物統計の専門家に再度相談して

検討してもらいたいとのこと。


これは、困ったと思ったのですが、

自分で投稿先の編集部から指示された統計法で

再解析したところ、


一応、p<0.05 と有意差ありの判定、

 

ラッキー!!!


早急に書き直して、3度目の投稿。

さーて 2ヶ月後、

投稿先のPRSからの封筒が届きました。

恐る恐る封を開けるとーーーーー

 

 

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2018/03/04 (日) 06:30 | 回顧録:医師扁
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今回は、初めての英論文執筆

からの続き

 

さて、

教授室に久しぶりに呼ばれたところまででしたね。

教授室に入ると、

教授と次期教授になるであろう准教授が1名座っておりました。


さて、”何のお話でしょうか?” と私が切り出すと、

 

教授から
”来年は、救命救急センターで救急専従の講師として働いてもらいたい”

とのこと。


emergency.jpg 
http://stefmpaq.tumblr.com/post/102308280553/a-quick-visit-to-the-emergency-room

    ER?????


”しかし、教授 私は来年でもまだ10年程度で、

とても講師としての器量も経験も足りないと思うのですが”
と講師就任への辞退を固辞しようとすると、

教授曰く、

”この時期を逃すといつ講師になれるか 分らんよ” 

とおっしゃる。


教授の横では、准教授がなにやら”にやにや”と薄笑い。
この雰囲気はなにやら異常、なんだこの空気は? 

と感じていると、

しばらくの沈黙のあと、

教授が、”君が書いた日本語の原著、これで博士号申請してもよい”と。


私が、”今 英論文が完成して投稿予定です” とお話すると


今度は、

”いつアクセプトされるか分らんから、早いところ取るべきものは取りなさい” 

とこと。

 

さてさて、何やら雰囲気が悪い。

 

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2018/02/28 (水) 17:35 | 回顧録:医師扁
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今回は、

医学部卒後2年目、つまりは研修医2年目。

地方の病院に出向していた頃の話。

 

その出向先の病院に少し慣れた頃、

ある日、整形外科顧問のお偉い某先生の部屋に呼ばれた。

 

K君、

来年、岐阜で催される日本整形外科学会の総会で

発表してもらいたいものがあるんだがね。

テーマは、”ある骨折の保存的治療の有効性”なんだが。

どうかな?

 

はー、私はまだ2年目で荷が重すぎるんですが。

部長や、他にも5年目以上の先生方もいると思うのですが。

 

 

いや、他の先生には断られて、君しかおらんのだよ。

 

数日、考えさせていただいてもよろしいでしょうか?

 

分かった。

君からの快い返事を待っているよ。

 

ということで、

他にも研修医がいるというのに、

何故か、白羽の矢が小生に立ってしまった。

いつもながら、なんで、こう大それた学会に当たるんだろう?

 

そこで、−−−−−

 

 

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2018/02/26 (月) 22:02 | 回顧録:医師扁
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今回は、

初めての基礎研究 2

の続きです。

 

この辺は、分かりにくくなると思うので

時系列に記事を更新していきましょう。

 

比較的、真面目な内容で申し訳ないです。

 

さて、実験がほぼ終了したということで、
いよいよ、

生まれて初めて英語で

論文を書くという作業に取り掛かります。

関連病院での臨床も忙しいため、空いた時間 に少しずつ、
また、天気の悪い休日などに集中して作業を進めました。

今ほど、

英論文の書き方についての実用書はいいものがなく、
手探りで書き始めました。


他の科の友人たちに聞くと、

英語論文を読むごとに使える表現

を書き抜いてノート作りをしたとか
いろいろ聞きはしましたが、

各個人により異なるようでした。

私の場合は、
やはり似たような実験をした論文を探し出して、
英借文しながら書き進めたという感じでした。


言っておきますが、

数年前にSTAP事件で世間を騒がした小保方氏のような、

コピペ作業ではありません。
あくまでも、

自分の表現に書き改めたことは断っておきましょう。

 

続きはーーーーーー


 

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2018/02/20 (火) 17:35 | 回顧録:医師扁
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