とある医者の回顧録と日々雑感

某臨床医の人生で起きた出来事や日々思うこと、
医師患者関係や医療情報などについて語ります。

年配の人、テレビの見過ぎで記憶が低下 

英チームが分析

 

朝日新聞デジタル(アピタル)

2019年03月06日(水) 配信

の記事から引用改編

 

原文:

Daisy Fancourt & Andrew Steptoe

Television viewing and cognitive decline in older age:

findings from the English Longitudinal Study of Ageing

Scientific Reports volume 9: 2851 (2019)

https://www.nature.com/articles/s41598-019-39354-4#Sec2

 

 

英国の50歳以上の男女

計約3600人(平均67.1歳)を対象に、

1日あたりのテレビ視聴時間

認知機能との関係を調べるために

単語記憶テストを受けてもらった。

 

テストは、

6年間の間隔をあけて2回実施した。

 

覚えた単語を思い出すテストの成績は、

6年間でいずれの男女とも低下したが、

 

テレビを

1日平均3.5時間以上見ていた場合は、

視聴時間が3.5時間より短かった場合

比べて有意に下がっていた

 

http://seniorsmatter.com/how-do-older-people-spend-their-time/ より

 

性別や年齢、喫煙などの習慣の違いを

考慮しても、この傾向は変わらなかった。

 

テレビを長く見ると、

座ったままの姿勢が記憶力を衰えさせる

とする説もある。

 

ただ、今回の分析では、

座った姿勢の長さは、

成績低下に直接影響していなかった。

 

研究チームによると

 

テレビを長時間見ることで、

読書など認知機能によい影響を与える

頭を使う時間が減ることや、

暴力や災害など刺激の強い番組が

ストレスになる可能性を指摘している。

 

テレビゲームやインターネットなど、

より「双方向の活動」は認知機能に

よい面もあるとされる。

 

ということで、

毎日座る時間を減らすべく

適度に運動して、

TV鑑賞時間は短めに!

というライフスタイルがbetter!

 

ただ、

ネット活動しながらTVがついている場合は

どうなんかなー??

 

 



2019/03/20 (水) 00:03 | 医療情報
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CareNetという医療総合サイトで

面白い記事が掲載されていたので、ご紹介。

2019 3/4の記事。

 

日本抗加齢学会が主催するメディアセミナーで、

「男性のための理想的なライフスタイル」なるタイトルで

井手 久満氏(獨協医大学埼玉医療センター泌尿器科准教授)

が報告したものです。

 

『できる男』の象徴は、

 

「スポーツ万能」

「性機能が強い」

「健康寿命が長い」

 

などである。

 

女にモテる「強い男」。女性ウケ抜群のかっこいい性格や特徴を解説!

https://smartlog.jp/143278 から

 

これらに共通するのが

代表的な男性ホルモンの一つである

テストステロン値の高さだという。

 

証券会社に勤務するイギリス人男性の年収

を比較した研究によると、

テストステロンが高い男性の年収は、

低い男性と比較して3〜5倍も

多いことが明らかになった。

 

また、

テストステロン量は骨格でも判定が可能で、

人指し指より薬指の長い男性で高値ということが、

さまざまな人種のデータによって確証を得ている。

 

さらに、メタボの男性では、

このテストステロン値が低いケースがあり、

このホルモンを補充すると

体重や腹囲の減少、

血圧やHbA1cが有意に改善し、

さらに骨密度や排尿状態の改善にも効果がある

らしい。

 

順天堂大泌尿器科 メンズヘルス外来のHPから

 

ただ、

補充療法による有害事象として、

多血症、睡眠時無呼吸症候群、

肝障害、不妊症などが

挙げられるので注意が必要とのこと。

 

へー、そうなの?

 

さて、テストステロンを増やすには

どうすればいいか?

 

基本的には、

健康的な食事や生活を送ることらしい。

 

以下の記事でも紹介されてますので、

参考に。

 

【モテ効果がヤバい】科学的にテストステロンを増やす方法

https://kaigaihanno.com/kaigai/testosterone/

 

 



2019/03/14 (木) 00:03 | 医療情報
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https://biz-journal.jp/2017/12/post_21600.html から

 

2年前にタイのバンコクにも出かけたが、

この国の通勤電車においても、

日本人と同じように、

スマホをいじっている人が多いこと多いこと。

どの国でも同じ現象である。

 

ところで、

スマホの長時間使用は精神衛生上は

よくないとされている。

 

最近、

椙山女学園大学の教授が、

日本人高校生の男女ごとのスマートフォン使用

とうつ病との関連性について評価を行った結果をまとめ、

Psychiatry Research誌の最新版に報告している。

 

日本の15〜19歳の高校生295人を対象に、

自己管理質問票を用いて、

うつ病リスクなどを評価した。

主な結果

女性は、男性と比較し、

1日のスマートフォン使用時間が長かった。


スマートフォン使用時間が1日3時間であった割合は、

女性で44.3%、男性で22.5%と女性に多かった。


女性では、

オンラインチャット、

ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、

インターネット閲覧に長時間費やしていた。


長時間のオンラインチャットおよびSNSの使用は、

うつ病との関連が認められた。

 

男性は、女性と比較し、ゲームに多くの時間を費やしていた。
男性では、

スマートフォン使用とうつ病との関連は認められなかった。

結論

 

スマートフォン使用には性差があり、

女性ではソーシャルコンタクト、

男性では娯楽のために

より多くの時間を費やす傾向が認められた。

性がオンラインコミュニケーションを使い過ぎると、

うつ病リスクが高まる可能性が示唆された

との結果。

 

(CareNet日本人学生のスマートフォン使用とうつ病リスク”

2019 2/26 配信記事を改編)

 

ということで、

若年女性におけるスマホ依存は

うつリスクに要注意!

 



2019/02/28 (木) 00:02 | 医療情報
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コーヒーやお茶は糖代謝を改善するか〜メタ解析

 

https://lourand.com/magazine/superfood-greentea/ 

から

 

前向きコホート研究では、

コーヒーやお茶の摂取と

糖尿病発症リスクとの関連が示されているが、

コーヒーやお茶が糖代謝を改善するか?

どうかは不明である。

 

今回、

横浜市立大学の近藤 義宣氏らは、

無作為化比較試験の系統的レビューとメタ解析により、

 

コーヒー緑茶

紅茶烏龍茶

糖代謝への影響

を調べた。

 

その結果、

とくに55歳未満またはアジア人の集団において、

緑茶の摂取が空腹時血糖(FBG)を低下させる

可能性が示唆された。

 

Nutrients誌2019年1月号に掲載。

 

CareNet 2019/01/15配信記事から

 

 

日本茶がやはり糖尿病予防には

一番なんですかね。

 

 



2019/01/24 (木) 06:00 | 医療情報
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The BMJのクリスマス論文

でも紹介しましたが、

今年もBritish Medical Journal (BMJ)の

X'mas特集号が出たようです。

 

いくつか、興味ある論文がありましたが、

今回は心筋梗塞の引き金となるものは?

という内容のものを紹介。

 

原文タイトル:

Christmas, national holidays, sport events,

and time factors

as triggers of acute myocardial infarction:

SWEDEHEART observational study 1998-2013.

 

邦語タイトル:

クリスマス、国民の祝日、スポーツイベント、

および急性心筋梗塞の誘発因子としての時間因子:

SWEDEHEART観察研究1998-2013

 

 

スウェーデンでは、

クリスマスや夏至の祝日

(St John's Day)

は心筋梗塞のリスクが高く、

 

とくに

クリスマスイブが高リスク(37%増)であり、

高齢患者や糖尿病を合併する患者など

脆弱な状態にある集団では、

これらの期間が心筋梗塞の

外的な引き金の役割を担う

可能性があることが、

スウェーデン・スコーネ大学病院の

Moman A. Mohammad氏らが行った

SWEDEHEART試験で示された。

 

西欧諸国では、

心筋梗塞による心臓死や入院は、

クリスマスや新年の休日に

ピークに達することが観察されている。

 

https://www.ebay.com/ のサイトから

 

また、

心筋梗塞のリスクは、

フットボールの優勝決定戦やハリケーン、

株式市場の暴落とも関連するとも、

いわれる。

 

そのため、

感情的なストレスや身体活動、

生活様式の変化に関連する因子が、

短期的な引き金として作用することで、

心筋梗塞の発症に影響を及ぼす

可能性があると推測されている。

 

 

もう少し、詳細に述べるとーー

 

後半に続く:

 

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2018/12/25 (火) 19:19 | 医療情報
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